エアコンの寿命が20年はウソ?クリーニングや自分でできる掃除の仕方などご紹介
エアコンの寿命が20年というのは間違い!一つの目安とされているのが10年
エアコン寿命が20年という話をたまに聞きますが、それは「家のエアコンは20年持った」という自慢話をなんとなく覚えていただけだという感じがします。だって、家のエアコンにはちゃんと
【設計上の標準使用期間】10年
と書かれてますから。
2009年以降に作られたエアコンには一つの目安となる10年という年数が表示されているはずです。まあ、信頼性の高い日本製品ですから寿命20年というエアコンも中にはあるでしょう。
エアコンの使用頻度にもよりますが、普通は10年から15年ほどでなんらかの不具合が出てくるようです。では、エアコンの寿命を20年以上にするにはどうすればいいのか?その方法を紹介していきます。
エアコンクリーニングや自分で行う際の掃除の仕方
エアコンクリーニングはコマーシャルでよく見るような高圧洗浄サービスで森末慎二さんが出演してましたよね・・って、あれは水のトラブルか(笑)
例えばおそうじ本舗のエアコンクリーニングでは1時間から2時間ほどでエアコン本体、アルミフィン、外装パネル、フィルターをキレイに洗浄してくれます。これで10,000円ほどですから、手間と時間が惜しい人はお金を出してお願いしたほうがいいでしょう。
お金の余裕は無いが時間はたっぷりあるという人は自分でクリーニングという手がありますが、そのお掃除の仕方というのが意外と簡単なんです。
エアコンの主な汚れはホコリ、花粉、タバコのヤニだとされていますが、この汚れが蓄積するのがエアコンフィルター。エアコンフィルターを掃除機や使い古した歯ブラシを使って丁寧に洗うことで簡単なお掃除は済ませることができます。あとは風の吹き出し口や熱交換器(冷却フィン)のホコリを掃除機で吸い取ることで少しは寿命を伸ばすことができるでしょう。
ですが、エアコン寿命を20年以上に伸ばしたいという人はプロにお願いすることを強くおすすめします。
プロが教えるエアコン掃除の注意点とカビ予防のコツ
プロが教えるエアコン掃除の注意点としては、スプレー式のエアコンクリーナーは使わないほうがいいということ。
その理由はエアコンクリーナーを素人が使うと汚れをしっかり拭き取ることができず、逆に汚れがこびりついてしまって健康被害を起こすこともあるそうです。エアコンの中から嫌なニオイがしたり、部屋の空気が冷えにくいという場合はおもいきってプロに依頼してしまいましょう。
嫌なニオイがする原因の多くがエアコン内部のカビ。エアコン内部のカビを予防するためには以下のことを意識しましょう。
・こまめに室内換気をして汚れた空気を外へ出す
・使用後は送風機能を使ってエアコン内部を乾燥させる(クリーン機能でもいい)
・送風機能が無い場合は室内の温度より高い冷房温度に設定する
少しでも寿命を伸ばしたい場合は、これらの方法をこまめに実践することです。