乳酸菌の取りすぎで便秘になる?食べ物や飲料、サプリから効率的に摂取する方法をご紹介
乳酸菌の取りすぎは便秘になる可能性があるって知ってました?過ぎたるは及ばざるが如しでどんなに良い物でも限度を超えれば悪影響となります。今日は乳酸菌の種類や効率的な取り方などを紹介していきます。
乳酸菌とはどんな物質?その働きとは?
乳酸菌とは体内に存在しているオリゴ糖などの糖を使ってあらゆる酸を作る働きをする細菌のこと。具体的にはビフィズス菌やアシドフィルス菌、腸球菌も乳酸菌の一種です。
乳酸菌は腸内でビフィズス菌を増やすのが主な働きで、どんどん乳酸や酢酸を作り出して腸内の悪玉菌を退治していきます。善玉菌の割合が高くなれば腸から吸収できる栄養素の量も増え、効率よく栄養源とすることができるようになります。
乳酸菌の取りすぎで便秘に!その原因とは?
便秘解消のためにと積極的に乳酸菌を取っている人もいるでしょうが、乳酸菌の取りすぎで便秘になることもあります。日本人の10人に1人は過敏性腸症候群と言われていますが、過敏性腸症候群の人は乳酸菌の取りすぎで便秘になってしまうのです。
過敏性腸症候群はセルフチェックすることができます。以下の項目が3つ以上あてはまる場合は過敏性腸症候群かもしれません。
・便秘や下痢が数週間続く
・急に下痢になることがある
・よく腹痛やお腹の張りを感じる
・便秘と下痢を繰り返すことがある
・便を出すと腹痛が和らぐ感覚がある
・便秘気味でうさぎの糞のような小さな便が出る
・便を出しても残便感がある
過敏性腸症候群の人にはヨーグルトや納豆など便秘に良いと思われる食品が逆に悪影響を及ぼす可能性があるものもあります。小麦やライ麦、リンゴやスイカ、牛乳や生クリームなどがその可能性があるものですから、気になる方はご自身で調べてみてください。
乳酸菌の効果と含まれる飲料や食べ物
乳酸菌の効果に便秘改善が挙げられることは広く知られていますが、乳酸菌には免疫力の向上という効果もあります。腸内で善玉菌を増やして腸内環境が良くなれば便秘解消や免疫力向上、肌荒れ改善やアレルギー改善の可能性もあります。
その他にも生活習慣病予防や大腸がん予防などありますが、その可能性を高めるために心がけるべきこともあります。乳酸菌は2週間取り続けると便秘解消など効果を実感しやすくなります。
免疫力向上の効果は最低でも三ヶ月くらいは乳酸菌を取り続ける必要があるでしょう。目安としては1日に300グラムから500グラムのヨーグルトを食べることが推奨されています。
サプリで乳酸菌を効果的に摂取する方法もある
乳酸菌を含む食品は多くありますが、過敏性腸症候群の人には適さない食品も多く存在します。そんな場合に便利なのが乳酸菌サプリです。乳酸菌サプリには粒タイプ、顆粒タイプ、カプセルタイプ、タブレットタイプなどいろんな種類がありますが、いつでも外出先で摂取できるタブレットタイプがおすすめです。
新ビオフェルミンS錠は3種類の乳酸菌をバランス良く配合し、お腹の調子を整えてくれます。
効果としては整腸作用や軟便・便秘解消、ガスが腸内にたまっておきるお腹の張りの改善効果も期待することができます。新ビオフェルミンS錠は大人から子供まで飲むことができますが、5歳未満はNGです。
暑い夏には水分補給のついでに乳酸菌を摂取すると効果的でしょう。乳酸菌サプリにはドリンクタイプもあります。
大塚製薬のボディメンテドリンクはタイ伝統の発酵茶の乳酸菌が入っています。タイ北部で伝統的に飲まれている発酵茶ミヤンから発見された「乳酸菌B240」を配合し、この乳酸菌B240はっ口や鼻の粘膜の免疫防御力を高めて空気中のウイルスの侵入を防ぐ効果が期待できるそうです。
美肌効果が期待できる乳酸菌化粧水について
女性の悩みは数多く、シミやニキビ、毛穴汚れや乾燥肌などさまざまな理由で悩む女性がいます。その人達はどんなスキンケアをしたらいいか?今の悩みを解消する美容品を探しているかと思います。そんな方におすすめしたいのが美容効果が高いとされる乳酸菌化粧品です。
ヨーグルトに含まれる乳酸菌には美肌効果があることも知られています。その乳酸菌を直接肌に塗ることで保湿や美白など高い美容効果を得ることができるとされています。加齢による乾燥にも効果があるとのことなので目元のシワや口元のシワなどでお悩みの方にはぴったりかもしれません。
●乳酸菌ローション
乳酸菌化粧品がはじめてという方には乳酸菌ローションがおすすめです。皮膚科医も注目する高い美容効果のある乳酸菌を焼く4,000億個配合し、愛用者からは乳酸菌パワーを実感する人も多いそう。
オールインワンローションで潤い成分のヒアルロン酸やコラーゲン、植物性プラセンタなどを配合。これ1本で簡単に朝晩のスキンケアができちゃいますよ。