内臓脂肪の落とし方|男の場合に有効なのは食事や筋トレ?
男も20代を超えるとお腹が出てきて30代にはお腹ぽっこり。例にもれず40代の私もお腹ぽっこりでなんとかしなければと悩んでいます。そこで今日は男の内臓脂肪の落とし方を調べ、実践していきたいと思います。
内臓脂肪の平均値はいくら?
体組成計を使うと簡単に内臓脂肪を測ることができます。内臓脂肪の平均値はレベル1からレベル9.5です。レベル10以上は高く、レベル15以上が過剰とされています。
体組成計が無ければBMI=体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)で肥満度を出して内臓脂肪の値を判断することができます。日本人はBMI25以上だと肥満で腹囲が85センチ以上だと内臓脂肪過多と言われています。
痩せていても内臓脂肪の値が高い隠れ肥満の方もいますので、自分は大丈夫だと思わずに内臓脂肪の値をしっかり把握しておきましょう。
30代・40代の内臓脂肪が増える理由
30代・40代になると基礎代謝自体が落ちてきて、若い頃と同じ食生活では脂肪が溜まって内臓脂肪が増えやすい傾向があるそうです。スポーツ活動を急に止めたりすると急激に内臓脂肪が増えることもあるので注意が必要です。
ですが安心してください。内臓脂肪は皮下脂肪よりも比較的落としやすい脂肪で、しっかり対策すればさほど恐くはありません。内臓脂肪はスポーツなどでエネルギーが必要になった時、皮下脂肪よりも先に消費されるのでその気になれば誰でも落とすことができます。
男の内臓脂肪を効率的にを減らす落とし方
男の内臓脂肪を落とすにはしっかりと対策すること。その対策の一つが筋力トレーニングです。脂肪を消費するには有酸素運動が最適で、女性より筋肉が多い男性には筋力トレーニングが最も効率的。比較的大きな筋肉を使うスクワットやランジを1日10分から20分ほど続けていれば変化が見られるでしょう。
なかなか時間が取れないという方は通勤時間を利用する手もあります。カバンを持っているならダンベルの代わりにして上げ下げしたり、つま先立ちでバランスを取りながら体幹を鍛える体幹トレーニングをすることも可能です。
スポーツ活動をはじめたり、普段からキビキビと動き回るなどアイディア次第でどこでも筋肉を鍛えることができるので、自分でいろいろとアイディアを出し考えてみてください。
内臓脂肪を落とす食事の摂り方
内臓脂肪を落とす食事の摂り方としては洋食よりも和食を選ぶのがおすすめです。洋食はカロリーが高めで余分な脂肪分を溜めてしまいやすくなります。
また、肉よりも魚を優先して食べましょう。魚には悪玉コレステロールや中性脂肪を減らすといわれるオメガ3が含まれています。青魚はオメガ3を多く含むため積極的に食べるようにしましょう。
サラダやスープを先に食べることも効果的です。サラダのような副食を先にお腹に入れることで主食の量を減らすことができます。血糖値の急上昇も防げ、少しですが腹持ちも良くなります。